JSCAの指導者検定会が先週の火曜日から金曜日まで開催されました。
一滴は検定会の主管として、受験生の受付や会場の手配、検定員(以後トレーナー)への連絡等をおこないつつ、
中村としてもトレーナーとして数課目担当してきました。
今回はあらゆる静水面でのインストラクション活動を行うことを前提とした検定会であり、主に東日本の各地からカヌーやシーカヤック、リバーカヤックを持って総勢10名ほどが集まってきてくれました。その他にも既に一般会員の方が自身の研修としてやってきたり、それなりの人数が集まったおかげで賑やかな会となりました。
合格するとインストラクター1と呼ばれる資格を手に入れられる今回の検定は、全部で4日間行われ、前2日間は教養課程と呼ばれ、全部で6科目の講義とそれに伴うテストが行われます。協会のこと、道具のこと、フィールドのこと、救急法のこと、技術の考え方、そして安全管理。JSCAのインストラクターとしては知っておいてほしいことを学び、そして考えてもらいます。
これだけ集中して講義を受けてテストをするのは成人してからはなかなかないことでしょう。私も初めて受けた時は大変でした(笑)
後半2日間は漕艇技術のことと、指導法に関すること。唯一水の上にでれる時間は、今回は風はありましたが、天気には恵まれました。艇を動かすということを理解して操作しているか、JSCAのガイドラインに沿って検定していきました。指導法では模擬講習として実際の指導にできる限り近い形でおこなっていきます。
そして、今回も多くの仲間ができました。私にとっては新たなお友達ができると、新たなフィールドで漕げる!なんてことを考えてしまいますが、そうでなくても嬉しいことです。
いつも検定会に行くと思いますが、このネットワークは凄いと思います。北は北海道、南は沖縄、全国あらゆる水面で活動している仲間がJSCAにはいます。私はトレーナーとして担当していなくてもできる限り検定会に顔を出せるようにしようとしています。出会いもありますが、講師が変われば伝え方も変わりますし、毎回勉強になります。年々若い人も増えてきました。数年前までは私がいつまでたっても若手として動いていましたが、そんなこともなくなり、いい刺激をもらってます。
次回の検定会は九州です。水滴ツアーのあとに私も向かいます!!!