Aki
2018水滴ツアー春の陣
約3週間にものぼる長い東北行脚から戻ってきました。
その滞在中に水滴ツアーを2シリーズ募集しましたが、今回は残念ながら後半のリバーカヤックの三陸編のみの開催となりました。
今回初エリアでの水滴ツアー、三陸はポテンシャルが相当高いです。下れる区間も盛り沢山、そして下れる川も盛り沢山。道路を走ればこの川イイなぁと連発でした。
三陸と言っても宮城県から青森県にまたがる区間がありますが、一番高い山が控える宮古周辺でのツアーとなりました。
このエリアは一昨年の台風10号による大雨でいたるところの河川が氾濫し、甚大な影響が出ました。亡くなってしまった方も多く、今回もその傷跡はいたるところで確認することができました。被害に遭われた方にお見舞い申し上げます。そして亡くなられた方へご冥福をお祈りします。
初日は閉伊川(へいがわ)の支流を下ります。前日からの雨でやや少なめ水量が一気に増えて、パワーウォーターとなりました。
ウォーミングアップのつもりが初日から前回の漕ぎで無事に乗り切ることができました。


夜は宮古市街にて美味しいお酒と魚介類をいただきました。写真がなくてすみません。
2日目は閉伊川中流区間です。瀬と瀞が交互に現れ、緊張感のある瀬の後のリラックス感がたまりません。道路から見るよりも迫力がある瀬に苦杯を舐めたゲストの方もいましたが、新緑と水の綺麗さに勝手に笑顔になりました。


3日目はゲストも1名となり、閉伊川上流区間。前日とは全く異なる景色と川相に新たな緊張感が生まれました。スタート時は雨だった天気も途中からは青空も見え、雨に濡れた木々が素敵でした。


午後はせっかくの三陸を楽しむために、宮古の隣町山田町にてJSCAの仲間がやっている美味しいうどん屋で舌鼓を打ちました。【釜揚げ屋】

そして最終日。閉伊川水系とはお別れし、小本川へ。近くに龍泉洞という超有名な鍾乳洞があるだけに、周りの山々の景色が壮観でした。


今回、下見で数日前から三陸に入っていたのですが、ツアーではくだれなかった区間や河川も盛り沢山でした。





そして、海に出れば三陸の素晴らしい海岸線に出会えます。

まだまだポテンシャルを多く秘めている三陸エリア。来年も行きたいエリアです。
そして、今後の水滴ツアーですが、秋の陣は日程とエリアが決まりました。
11月17日:櫛田川(三重県)
11月18日:奈良吉野川(奈良県)
11月19日-20日:和歌山県北部エリアの河川
の4日間です。
また、来年の春の陣は、昨年までの日程に戻します。
GWの前半部分の4月後半の連休に1-2日程度を加えた期間にします。