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  • 執筆者の写真Aki

JSCA会員研修会『島渡り』


日本セーフティカヌーイング協会(通称JSCA)の会員研修会が先週平日に開催されました。

テーマは『シーカヤックでの島渡りにおけるプランニングと安全管理』、もともとは粟島周辺での予定でしたが、6月末に起こった地震の余震の可能性を考慮して、場所を宮城は石巻港周辺に変更しました。

担当はパドルクエストの堀川さんと私、そして現地宮城県を含め東北メインでツアーを行っているアースクエストの紺野さんに協力をしていただき、参加メンバーはJSCAのカヤックインストラクター/ガイド1とシーカヤックインストラクター/ガイド2の一般会員総勢6名でした。

今回は奥松島の月浜から牡鹿半島の田代島への約20キロの島渡りです。

初日は地図や天気の情報を頼りにプランニングです。長期的な天気予測も必要なので、慎重なプランニングが必要です。

地図読みに必要なコンパスワークや磁北線の引き方の講習をしながら、計画を進めていきました。

研修2日目。いよいよ島渡り。スタート時点では目的地は見えません。前日に計画したコンパスの進路を信じて艇を進ませます。

途中、360°見渡す限り海という時間帯もあり、ワクワクドキドキでした。島が見えたときの安堵感はたまりませんね。

そして無事に島へ到着。島の周辺も漕ぎまわって、2日目修了。島で飲むことができた生ビールがとても美味しかったです。ちなみに今回上陸した田代島、猫の島として有名です。

そして3日目。海況が良ければ、この日は牡鹿半島周辺でのパドリングでしたが、翌日の天気は不確定だったので月島へ戻ります。決めた角度を信じてのパドリングにもなれてきましたし、程よいうねりと穏やかな風が心地よく、無事に戻ることができました。最後は嵯峨渓を漕いで終了。

非常に有意義な時間を過ごすことができました。私も普段なかなかやらない島渡り。海の旅の要素がぎっしりと詰まっていて、とても勉強になりました。山やバックカントリーで得ていた知識と技術は非情に有効に使うこともできました。今回行くことができなかった粟島も是非チャレンジしたくなりました。今回のメンバーには感謝しています。

どうもありがとうございます


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