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  • 執筆者の写真Aki

晩秋の遠征2週目

北九州から戻りまして、その翌週はJSPAのアドバンストリバーガイドの検定でした。今回は岐阜県の長良川にてSUPを利用した検定を行いました。


SUPを利用した検定という記載に少し違和感をおぼえる方もいるかも知れませんが、JSPAではリバーガイドとシーガイドの2つのガイド課程の検定で得られる資格は艇種に依存しておりません。静水域ではない応用フィールドで各々のハザードを理解し、そこで想定されるリスクをしっかりと認知し、行動に移せるかどうかの判断をおこなっています。 艇種に依存していないなら、どんな乗り物でゲストを案内してもいいのかということになりますが、アドバンストインストラクターの資格を所持している艇種でなら対応できるとしています。 アドバンストインストラクターは静水域での資格です。その検定では静水域において基本的なボート(ボード)コントロールができているかの判定もしています。静水でできないことは応用フィールド(流れや波、風、等々)でできるわけがないのです。

3日間に及ぶ検定では主に模擬ツアーをしながら、受験者と検定員を交えながらのフィードバックをおこないながら進めていきます。検定内容は多岐にわたります。 ・安全なルートどりや、物事を的確にまとめて伝えているかを確認する『指導・ガイド技術』 ・レスキューに関する事柄を確認する『安全技術』 ・応用フィールドの中で的確なボート(ボード)コントロールができているかを確認する『漕艇技術』 です。

Photo by Take 本当は5日間くらい色々なフィールドで色々なゲストを想定した模擬ツアーができるといいのですが、時間的金銭的なことを考慮して3日間にしています。 あくまでも協会としての判定基準なので、これに合格したから凄いということはありませんが、国内でパドルスポーツの団体でここまでやっているのはJSPAだけかと思います。

今回の検定ではオブザーバーとして長良川をメインに活動している株式会社ラフタ代表の本田さん(通称せんちゃん)を招いて、

リバーSUPの専門家の意見と協会の検定システムとに大きな差異がないかどうかの確認をしながら進めていきました。協会の検定システムが世の中のスタンダードと明らかに異なることをやっていては意味がないと判断したからです。結果としては感覚は近く、我々もホッとしながら進めることができました。 翌週へ続く

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